■ 熊本市立長嶺中学校 数学科教諭 吉田 麻理子 先生
選択授業での指導事例
| 1年 |
数学の選択授業1コースを設定 → 検定5級合格をめざす!! |
| 3年 |
数学の選択授業4コースのうち2コースを設定 → 検定3・4級合格をめざす!! |
☆使用する教材 数学アドベンチャー5・4・3級を使用
指導スケジュールについて
【第1学年 選択数学「発展コース」年間指導計画】
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(1)指導目標
- 国際算数・数学能力検定問題「数学アドベンチャー 5級」を解きながら、思考力や応用力を身に付ける。
- 国際算数・数学能力検定5級に挑戦することで、数学に対する興味・関心を高める。
(2)指導内容
| 時数 |
学習内容 |
時数 |
学習内容 |
| 1 |
オリエンテーション、レディネステスト |
19 |
検定問題「検定直前問題」 *検定実施11月11日 |
| 2 |
検定問題「気になる点数」「むこうの正面なあに」 |
20 |
課題学習「文字の式2」 |
| 3 |
検定問題「ぼくの家はどこ」「1けたの自然数」 |
21 |
課題学習「文字の式3」 |
| 4 |
課題学習「正の数・負の数」 |
22 |
検定問題「サービス巻つきハンバーガー」 |
| 5 |
検定問題「立方体」「同じ重さ」 |
23 |
検定問題「すごろく遊び」・生活と数学 |
| 6 |
検定問題「観覧車」「重ねた紙」 |
24 |
検定問題「花の色は短くて」・生活と数学 |
| 7 |
検定問題「黒い部分を広げる」「サイコロの目」 |
25 |
課題学習「関数1」 |
| 8 |
検定問題「0の中の数字は?」「すごろく」 |
26 |
課題学習「関数2」 |
| 9 |
検定問題「マス目にチャレンジ」「タクシーの行き先」 |
27 |
自分の数学の力を知ろう |
| 10 |
検定問題「重さ比べ」「地図を読み取ろう」 |
28 |
検定問題「検定直前問題」 *検定実施2月3日 |
| 11 |
検定問題「位の入れかわり」「新しい星」 |
29 |
課題学習「平面図形」 |
| 12 |
検定問題「正確な時刻」「作れないよ」 |
30 |
立体模型を作ろう |
| 13 |
課題学習「文字の式1」 |
31 |
立体模型を作ろう |
| 14 |
検定問題「駐車場は何番」「消費税のふしぎ」 |
32 |
検定実施4級にチャレンジしてみよう |
| 15 |
検定問題「ヘンとツクリ」「かけ算の積」 |
33 |
さいころゲーム |
| 16 |
検定問題「動物リレー」「数の星」 |
34 |
さいころゲーム |
| 17 |
検定問題「サイコロの目」 |
35 |
1年復習問題 |
| 18 |
検定問題「色の順番」 |
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学習状況の観点別評価規準と評価規準ABC
- 関心・意欲・態度
-
【評価規準】
与えられた課題に対して、自ら進んで取り組もうとする。
【評価規準】
- 課題に対して関心を持ち、自ら進んで意欲的に取り組もうとする。
- 課題に対して取り組もうとする。
- 課題に対して余り興味を示さない。
- 課題解決能力
-
【評価規準】
数学的な見方や考え方の良さを、課題解決に活かそうとする。
【評価規準】
- 数学的な見方や考え方の良さを、課題解決に活かし、説明することができる。
- 課題解決の方法を考えることができる。
- 他の生徒の考えを聞いて、課題を解決できる。
(1)展開例
| 課程 |
形態 |
学習活動 |
教師の支援 |
備考 |
| 導入5分 |
一斉 |
本日の課題を知る。 |
・課題2問を提示する。 |
テキスト |
| 展開35分 |
個人 |
課題を解く。 |
・解き方や考えたことを、図や式、言葉などで自由にノートに書くように指示する。 |
テキスト ノート |
| グループ |
グループで話し合い、発表の準備(練習)をする。 |
・互いに考えたことを説明させながら、解決方法を考えさせる。
・早く終わったグループには発表の練習をさせる。
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| 一斉 |
グループの答えと考えを発表する。 |
・グループで話し合ったことを自由に発表させる。
・違う考え方をしているグループに発表を促す。
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| 一斉 |
補足説明を聞く。 |
・グループの発表や個人の考えを大切にし、頑張りを認めながら補足説明をする。
・「解答と解説」の考え方が出なかった場合は、一例として説明を加える。
*解けない場合「解答と解説」に頼りがちになるので、生徒へは渡さず預かっておく。
|
|
| 個人 |
「さらにもう一問」を解く。 |
・いろいろな角度から考えさせながら解かせる。 |
テキスト ノート |
| 整理10分 |
一斉 個人 |
本日の学習のまとめをする。
・「さらにもう一問」の答え合わせをする。
・本日の授業の感想をノートに書く。
|
・答え合わせをしながら本日の学習を振り返らせる。 |
ノート |
(2)生徒の感想
生徒1
難しかった。問題9の「○の中の数は?」は特に難しかった。なんとか説明を考えたが思いつかなかった。
でも、他の2問はできたので良かった。学校で今習っている文字の式や計算が使えることも分かった。分かった理由は○○くんが方程式や等式を使っていたからである。
生徒2
数学の計算や法則を使ったなぞなぞみたいな数学検定の問題は、頭を使い難しいですが、とても楽しいです。絶対合格したいです。
生徒3
今日はみんなの説明が聞けて良かった。自分と同じ考えだったり、違う考えだったので、とてもためになった。
生徒4
今日は、全部の問題の解き方をうまく図や式にできたので良かった。まだ出ていない考え方を考えようと思った。問題を解くのが楽しかった。
今度も頑張りたい。
生徒5
今日は全部解けたので良かったです。
発表できなかったのが残念でした。
(3)私の思い
選択授業の教材として「数学アドベンチャー」を使用しているが、各級、数学への興味・関心をおこさせる問題、生徒の生活に密着した親しみのもてる題材の問題など新鮮でおもしろい問題で構成されており、学年のレベルも適正ではと思う。
また、生徒も興味深く、意欲的に取り組んでいて、数学への興味・関心が高まっていると思われる。
数学の授業に遅れがちな生徒が5級を合格することができた。これは、思考力問題だからこそではないかと思う。基礎学力が未定着の生徒でも豊かな見方や考え方で合格することができる例であり、生徒の力を見いだし、やる気を出させることができる良い例でもあると思う。
生徒たちが数学の学習を通して数学的知識や技能だけではなく、論理的な思考力や問題解決力を養っていくことを願っている。
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